地域別 お葬式のしきたり

あなたの思うお葬式とはどのようなものですか?
生まれ育った地域のお葬式が当たり前だと思って行動するとは思いますが、同じ日本、同じ仏教であっても、地域によりお葬式のしきたりは大きく異なります。
ここでは代表的なものをいくつか紹介したいと思います。

まず日本の首都である東京は、変わったしきたりはないものの、田舎のようにすぐに火葬することはまず無理に等しいでしょう。
火葬場や斎場が不足しているため、思うように葬儀が行えず、一週間遺体を安置することもあるようです。
地方の方からすれば、火葬はまだなのか?と思われるかもしれませんが、なかなか行えないのが現状です。

続いて大阪では、お香典袋の水引が他見と異なります。
一般的には黒白の水引を使用すると思いますが、大阪では、京都の皇室へ献上する品物の風習にならい、黒を控え、黄色の水引を使用するようになりました。
その他の地域でも、葬儀よりも先に火葬を行ったり、火葬時に棺の回りをぐるぐると回ったり、知らなければ一見驚くようなしきたりが沢山存在します。

またおもしろい風習で言えば、北海道では、お香典に領収書が出てきます。
これも知らなければ「失礼だな」と感じる方もいるかもしれませんが、北海道ではお香典返しのしきたりがなく、その場で金券やお菓子などの粗品がもらえます。

また地域により、通夜振るまいを行うところがありますが、この通夜振るまいにも、参列者が手土産を持参する通夜見舞いという風習がある地域もあります。
どのしきたりにしても、お互いを支え合う精神というのが強く含まれている気がしますね。

この他にも、故人が使用していた茶碗を割って、棺に入れたり、精進落としのために、式終了後にすぐ何かを食べたりと色々なしきたりが、各地域それぞれに存在します。
違う地域に嫁いだり、転勤などで引っ越しをして葬儀に参列すると、あまりの違いにびっくりすることもあるかもしれませんが、それぞれのしきたりにはちゃんと意味があります。
ですので、違う違うの葬儀に出向く際には、しっかりとその地域の葬儀について調べてから参列するようにすると良いでしょう。

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