お葬式の生前準備

最近、テレビや雑誌でもよく目にする言葉があります。
それは、「葬儀の生前準備」です。

かつての日本では、葬儀の準備などというと、人の死を待つこととなり、非常に不謹慎で縁起の悪いものだとされていました。
ですが、最近では、自分の葬儀を自分で考えプロデュースする!というような新しいスタイルの考え方があります。
実際にも、自分で考えた葬儀プランで見送られたという方々がすでに沢山いらっしゃいます。

近年ではこの生前準備について、「自分の葬儀をプロデュースする講義!」なども開かれており、それが大変人気を集めているというのです。

その背景にあるのが、近年の核家族化や、独り身世帯、子無し世帯の増加にあると言えます。
人が亡くなる時には様々な物を残していきますよね。

例えば、遺産や保険金、借金、相続問題、人間関係など様々な問題があります。
これらを突然処理せねばならなくなると、残された遺族の負担はかなり大きくなり、家族や親戚間に亀裂を生んでしまうことにも繋がり兼ねません。
自分の死で人に負担が過度にかかったり、家族がつぶれてしまうのはとても悲しいものです。
しかし生前のうちに葬儀やこれらの問題についてしっかりと考えて家族と話合っておけば、このような遺族への負担は軽減されますし、自分自身も、自分の最後の形を作ることが出来ます。

最近では、遺影にかざる写真を自らカメラマンにとってもらったり、葬儀場を予約し、どのような祭壇を作るかまで決めている方もいらっしゃいます。
また遺産や相続問題については話し合いだけではなく、しっかりと残すことのできる遺言書などを書いておくことも、葬儀への生前準備と言えるでしょう。

不謹慎だとされていた生前準備ですが、考え方によれば人生の最後を決めることの出来る最高の幸せの形とも言えるかもしれませんね。
気になるという方は、一度ご家族で生や死について真剣に話し合い、今後の計画などを立ててみてください。

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